富士山

日本の象徴とも謳われる富士山は、静岡県と山梨県に跨ってそびえています。3,776.24mと日本一の高さを誇り、2013年6月に世界文化遺産に登録されました。

末広がりの美しい裾野は景観として楽しまれていますし、登山を楽しむこともできるため国内外から多くのお客様が訪れています。

環境

静岡県内では、富士山周辺や安倍川・大井川・天竜川流域から良質な地下水を豊富に取水することができます。また、1年を通して寒暖の差が少なく、日照時間が長く、雪もほとんど降らないため、大変過ごしやすい環境です。

食

静岡県は、恵まれた自然環境から多彩な食材が育まれる「食の都」です。富士山の湧き水により潤された大地ではお茶やわさびが、また、最深部が2,500メートルと日本で最も深い湾となる駿河湾には約1,000種の魚類が生息し、さくらえびなどに恵まれています。

富士ひのき

静岡県富士市周辺には、富士市の半分に匹敵する面積の森林が広がっています。そこで採られる富士ひのきは、木目が細く強度があり、耐久性に優れているのが特徴です。

紙・パルプ

林業が盛んなことから、木の繊維から加工される紙やパルプも静岡の特産品として知られています。トイレットペーパーから段ボールまで様々な紙製品を製造する「紙のまち」としても非常に有名です。

田子の浦しらす

一艘曳きの漁法で収穫される田子の浦しらすは、素早く水揚げができることから、しらすに傷が付くことがなく、鮮度が抜群です。

ブランド肉類

富士山の湧き水などの豊かな自然環境、良質の作物を飼料とした飼育ができるので、静岡は畜産にも定評があります。ブランド豚や鶏の銘柄も多く、富士の豚や富士の鶏といったネーミングのものもあります。